片足立ちが30秒できますか?
オリンピックが終わりパラリンピックが開催されています。あまりパラリンピックの競技を見たことがありませんでしたが、サッカーの競技を見て驚きました。足元の技術、パス、シュートの精度が高い!
私、藤原もサッカーを学生時代を含め10年以上やっていたのですが感覚的に視覚を遮った状態でボールを蹴ることはもちろん、触れることさえ難しいだろうと思います。
今回はトレーニングも感覚を養うことに繋がるお話です。
まず目を開いた状態で30秒片足立ちをしてみましょう。
どうでしょうか?できましたか?できる方はふらつかずにできているでしょうか?
もしできない、ふらつくという方は足の指がしっかり使えていなかったり、足首を支える筋肉やお尻周りの筋肉が弱くなっているかもしれません。
筋肉でしっかり関節を支えられないということは関節にかかる負担が大きくなるということです。
関節を筋肉で支えられないと原因は主に
・筋力の低下、バランスの不均衡
・関節の構造に問題がある。(ねん挫などの既往)
特に片足立ちでバランスをとる時に重要な足首の関節には筋肉が直接ついているわけではなく、主に靭帯によって支えられていますので靭帯が緩い方は筋力の向上が安定感を出す為には必要になります。
足首のねん挫はスポーツのケガでは一番症例数が多いもので繰り返して負傷している場合には切れたままになっている事もあります。
実際、私の右足首は繰り返した捻挫によって関節は緩くなっています。それでも日常生活には支障がないです。
靭帯の組織は切れると元に戻ることはないので、周りの筋肉を鍛えることによって関節を安定することができます。
当院では捻挫などで正常な位置からずれた関節をあるべき位置へ戻し、必要であれば筋力トレーニングの指導を行っています。